時計に命、意地の指先 ~時計職人・松浦敬一~
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時計に命、意地の指先 ~時計職人・松浦敬一~

〈放送日〉2015年06月08日(月)22:00~22:48
〈放送局〉NHK総合
〈番組名〉プロフェッショナル 仕事の流儀
〈番組タイトル〉時計に命、意地の指先 ~時計職人・松浦敬一~

 瀬戸内海に浮かぶ小さな島に、全国から壊れた時計が送られてくる。100年前の柱時計から1本数百万円の腕時計まで。目当ては1人の時計職人の腕だ。メーカーからもさじを投げられ、「修理不能」と宣告された時計を、次々蘇らせてきたスゴ腕の職人だ。腕時計から壁掛け時計まであらゆる時計を扱う松浦は、全国でも珍しい存在。
 この春修理に挑んだのは、大阪から送られてきた時計。そこには、想像だにしなかった依頼主の思いが込められていた・・・。
 瀬戸内の島で、時計修理一筋50年。時計の名医、その熱き闘いに密着した!!

<撮影> 川本 学

立花隆 次世代へのメッセージ ~わが原点の広島・長崎から~
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立花隆 次世代へのメッセージ ~わが原点の広島・長崎から~

〈放送日〉2015年2月14日(土)23:00~23:59
〈放送局〉NHK教育
〈番組名〉ETV特集
〈番組タイトル〉立花隆 次世代へのメッセージ ~わが原点の広島・長崎から~

日本を代表するジャーナリストで評論家の立花隆さん(74歳)。実は、立花さんは原爆と深い関わりがあります。1940年、原爆投下の5年前に長崎で生まれ、20歳のときに被爆者の映画や写真を携えて半年間ヨーロッパを回り核兵器の廃絶を訴えました。
知の巨人と呼ばれ、これまで100冊以上の著作を世に問うてきた立花さんですが、原爆の問題を本格的に取り上げたことはありません。しかし、ガンや糖尿病など多くの病気を抱え、死を意識した今、核廃絶を夢見たあの若き日を振り返り、未来に何かを残したいと考えるようになりました。
さらに戦後70年を迎えた広島と長崎では、被爆者が次々と亡くなる中、被爆体験の記憶をどのように受け継いでいくのかという深刻な問題に直面しています。「被爆者なき時代」にどのように核廃絶の道を探るのか。立花さんは去年夏から、被爆地、広島・長崎を精力的に訪ねながら核廃絶の問題への思索を深めていきました。ヨーロッパで学生時代に大きな刺激を受けたカナダ人社会活動家との半世紀ぶりの再会。そしてことし1月、長崎大学で30人の学生を前に行った核廃絶についての初めての特別授業。立花さんは次世代を担う若者たちにどのようなメッセージを送ったのか。
みずからの原点に立ち返り未来を考えた半年間の密着の記録です。

〈撮影〉川本 学

立花隆 54年ぶりの再会 ~ヒロシマ・ナガサキから未来へ~
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立花隆 54年ぶりの再会 ~ヒロシマ・ナガサキから未来へ~

〈放送日〉2014年10月24日(金)20:00~20:43
〈放送局〉NHK総合
〈番組名〉プライムS
〈番組タイトル〉立花隆 54年ぶりの再会 ~ヒロシマ・ナガサキから未来へ~

田中角栄から脳死、宇宙まで、徹底した取材に基づいて未知の世界を探求してきた知の巨人、立花隆さん。この夏、ジャーナリスト人生に最も大きな影響を受けたカナダ人男性と広島で54年ぶりの再会を果たした。原爆の脅威を訴えるため、20代でヨーロッパを回った際に出会った人物だ。当時、核廃絶という大きな目標を共有した仲間だったが、それ以来、疎遠になっていたという。被爆から70年になろうとする今、半世紀ぶりの再会などを通して、ヒロシマ・ナガサキの役割を改めて見つめ直した立花さんのメッセージを伝える。<中国地方向け>

<撮影>川本 学

地方の時代映像祭 受賞
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地方の時代映像祭 受賞

ETV特集で放送された番組「ガタロさんが描く町~清掃員画家のヒロシマ~」が、第34回地方の時代映像祭放送局部門優秀賞を受賞しました。

〈制作〉NHK広島放送局
〈番組名〉ETV特集
〈タイトル〉ガタロさんが描く町 ~清掃員画家のヒロシマ~

広島市中心部にある基町高層アパート。その一階に、モップや雑巾、軍手、長靴などの掃除道具と、ちびた鉛筆、消しゴム、クレヨンなどが並ぶ用務室がある。一人の清掃員の”アトリエ”だ。通称ガタロさん。基町アパート1階商店街の専属の清掃員として、30年間一人で掃除を続けてきた。毎朝、午前4時過ぎからの清掃作業が一段落すると、用務室で画家としての作業にとりかかる。ガタロさんが描く題材は、モップや長靴など、自分が日々使っている清掃用具。無骨だが力強く心に迫る線、油や汗の匂いが伝わってくる絵だ。
ガタロさんは、なぜ清掃用具を描くようになったのか。ガタロさんの実家は爆心地近くにあり、父親は被爆、祖父や多くの親戚は命を失った。若い頃は、365日、原爆ドームのスケッチを続けたという。やがて清掃員の仕事を始めたガタロさんがたどり着いたのが、清掃道具であった。「汚いモノをきれいにする清掃道具ほど美しいモノはない」というガタロさん。清掃員画家ガタロさんの絵と人生を見つめる。

〈撮影〉川本 学