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それぞれのラストラン
〈放送日〉2013年4月26日(金)20:00~20:43
〈放送局〉NHK総合
〈番組名〉金曜スペシャル
〈番組タイトル〉それぞれのラストラン
3月末に閉鎖された福山競馬場の最後1か月に密着。全国でも規模の小さい競馬場だった福山競馬は、競走馬の世界に憧れる未経験の若者たちを積極的に受け入れてきた。馬を世話する若手きゅう務員たちにとって、廃止までの数か月は突如として、自らの生きる道を探る日々となった。今後も競馬の仕事を続けるかどうか苦悩しながら、生活のすべてをささげて世話をしてきた愛馬とともに、ラストランにかける二人の若者の決断を見つめる。
〈撮影〉川本 学
捨てられしものを描き続けて 〜清掃員画家・ガタロの30年〜
〈放送日〉2013年3月5日(火)20:00〜20:30
〈放送局〉NHK教育
〈番組名〉ハートネットTV
〈番組タイトル〉捨てられしものを描き続けて 〜清掃員画家・ガタロの30年〜
〈番組内容〉
20階建て、およそ4500世帯が暮らす広島市の中心部、基町地区の公営住宅。 その一角にある商店街に、モップや雑巾など掃除道具と、ちびたクレヨンや絵筆 などの画材がびっしり並ぶ一室があります。そこは商店街を30年間一人で掃除 してきた清掃員の作業場、そして彼のアトリエです。
画家・ガタロさん(63歳)。毎朝、午前4時からゴミを集め、トイレを磨き、 アーケードを掃きます。一段落すると、拾ってきたクレヨンや鉛筆を使って絵を 描き始めるのです。描くのは、モップや雑巾などの掃除道具。それは、人が一度 捨てたものたちです。どんなに汚れても文句一つ言わず、周囲を磨く道具の姿に、 ガタロさんは美しさを感じ、自分もそんなふうに生きたいと考えています。
これまで描いてきた清掃道具の絵はおよそ300枚。また、商店街で野宿していたホームレスと知り合いその人生を知って、彼の肖像も絵にし続けてきました。 清掃作業の傍ら、人々から省みられないものたちのことばに耳を傾け、その姿を ひたすら絵に描いてきた清掃員、そして画家、ガタロさんの人生と絵の世界を見 つめます。
〈撮影〉川本 学