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親父からのラブレター

〈公開日〉2016年04月09日(土)
〈動画共有サービス〉YouTube
〈作品名〉熊野町物語 親父からのラブレター

〈あらすじ〉
東京でコピーライターとして活躍する菅野権次(すがの ごんじ 38)のもとへ、5年前に亡くなったはずの父・源太郎から一通の手紙が届く。18歳で故郷・熊野町を離れ、一度も里帰りしたことのなかった権次は、恋人の美沙を連れて20年ぶりの謎解きの旅に出る。 父・源太郎は根っからの筆職人。職人気質の気難しさに反発し、故郷を捨てた権次。熊野は帰ろうにも帰れない場所だった。父親の葬式にも出ず、電話すらしたこともない。 だが権次は、懐かしい風景や祭り、自ら捨てたはずの熊野で家庭を築き、地道に生きる同級生たちにふれあう中で、心の奥底に脈々と流れていた故郷のぬくもりを思い出していく。 ひとり残していた母のもとを訪ね、手紙の謎を解き明かした権次。一通の手紙が、権次と、都会育ちの美沙の心の風景までも変えていく。

作品の舞台は広島県安芸郡熊野町。書筆や画筆、化粧筆など、全国一の筆の生産量を誇る「筆の町」として知られている。撮影は全編熊野町内で行われた。監督は「半落ち」(日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞)、「夕凪の街 桜の国」など数多くの監督作や舞台演出も手がける佐々部清監督。

<撮影> 川本 学