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捨てられしものを描き続けて 〜清掃員画家・ガタロの30年〜

捨てられしものを描き続けて 〜清掃員画家・ガタロの30年〜

〈放送日〉2013年3月5日(火)20:00〜20:30
〈放送局〉NHK教育
〈番組名〉ハートネットTV
〈番組タイトル〉捨てられしものを描き続けて 〜清掃員画家・ガタロの30年〜

〈番組内容〉
20階建て、およそ4500世帯が暮らす広島市の中心部、基町地区の公営住宅。 その一角にある商店街に、モップや雑巾など掃除道具と、ちびたクレヨンや絵筆 などの画材がびっしり並ぶ一室があります。そこは商店街を30年間一人で掃除 してきた清掃員の作業場、そして彼のアトリエです。

画家・ガタロさん(63歳)。毎朝、午前4時からゴミを集め、トイレを磨き、 アーケードを掃きます。一段落すると、拾ってきたクレヨンや鉛筆を使って絵を 描き始めるのです。描くのは、モップや雑巾などの掃除道具。それは、人が一度 捨てたものたちです。どんなに汚れても文句一つ言わず、周囲を磨く道具の姿に、 ガタロさんは美しさを感じ、自分もそんなふうに生きたいと考えています。

これまで描いてきた清掃道具の絵はおよそ300枚。また、商店街で野宿していたホームレスと知り合いその人生を知って、彼の肖像も絵にし続けてきました。 清掃作業の傍ら、人々から省みられないものたちのことばに耳を傾け、その姿を ひたすら絵に描いてきた清掃員、そして画家、ガタロさんの人生と絵の世界を見 つめます。

〈撮影〉川本 学